令和6年度 トップキュウシュウリーグについて
2024年11月13日
福岡県の社会人ラグビーチームは11チーム、登録選手数は565人(2024年3月31日現在)です。
これらは企業に所属するラグビー部であり、「社会人」カテゴリーに分類されています。
リーグワンの九州電力キューデンヴォルテクス 、ルリーロ福岡も社会人チームとして分類されます。
社会人チームは、9月から福岡県クラブ秋季リーグとトップキュウシュウリーグ(九州ラグビー協会主催)でリーグ戦を行います。
令和6年度のトップキュウシュウリーグは九州各県の社会人チーム8チームが参戦、そのうち5チームが福岡県のチームです。
トップキュウシュウリーグ
カンファレンスA | ・日本製鉄九州八幡★ ・JR九州サンダース★ ・鹿児島銀行 ・日特スパークテックWKS |
リーグ戦 40分ハーフ |
〔順位決定戦〕 〔入替戦〕なし |
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カンファレンスB | ・安川電機BLUE BLAZE★ ・FFGブルーグルーパーズ★ ・三菱重工長崎 ・西日本シティ銀行★ |
リーグ戦 40分ハーフ |
★:福岡県内のチーム
8チームは2つのカンファレンスに分けられ、各カンファレンス4チームによる総当たり戦が行われます。
その後、各カンファレンスの上位2チーム(1位・2位)と下位2チーム(3位・4位)による順位決定トーナメントを実施し、最終順位が決まります。
昨年度まではAリーグとBリーグに分かれていましたが、今年度は入替戦が行われません。
各カンファレンスの1位、2位のチームは、トップイースト(関東)、トップウエスト(関西)、トップキュウシュウ(九州)の3地域で行われる社会人リーグ順位決定戦に出場します。
この大会で好成績を収めることは、リーグワン参入基準の評価の一つとなります。
ルリーロ福岡は2022年3月に設立され、リーグワンを目指していました。
そのため、社会人チームとしてトップキュウシュウリーグに参戦する必要がありました。
本来であればBリーグからのスタートとなるところ、元トップリーガーが多く在籍していることの力の差や、九州からリーグワンチームが減少することを避けたいという想いから、他の社会人チームの同意を得ることができ、特例としてAリーグからの参戦が認められました。
そしてルリーロ福岡は2023年度にリーグワン参入の審査を通過、2024年度からリーグワンディビジョン3での活動を開始します。
トップリーグ時代には、企業の後ろ盾がないチームの参入は難しかったかもしれませんが、今では新しい道が開かれています。